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歯周病

歯周病とは?

歯周病とは? 歯周病は歯周病菌の感染により歯ぐきに炎症を起こす病気です。歯と歯ぐきの間には歯肉溝という溝があります。歯肉溝は健康な歯ぐきでは1~2mmの深さですが、歯垢がたまり、歯垢の中の歯周病菌により歯ぐきが炎症を起こし腫れていくと、溝が深くなっていきます。これを歯周ポケットといい、歯周病が進行するにつれ、どんどんと深くなっていきます。腫れ、出血、口臭などの症状を繰り返しながら、やがては歯槽骨が溶け出し、歯が抜けます。

歯周病は年齢が高くなるにつれ増加傾向

歯周病は年齢が高くなるにつれ増加傾向 10代ではあごの骨や歯ぐきが成長するので、歯と歯ぐきのすき間がなく、歯周病にかかりにくいといわれています。成長が止まる20代頃から徐々に増え、歯周病の罹患率は年齢と共に上昇しています。また最近では、全世代で歯周病は増加傾向にあります。
実は、歯を失う原因は、虫歯よりも歯周病の方が多いといわれています。歯周病は、お口のトラブルを引き起こすだけではなく、全身疾患にもつながる病気です。特に心疾患、糖尿病は影響を受けやすい2大疾患と言われ、盛んに研究されている分野です。

  • 歯周病が影響するといわれている全身疾患
  • 歯を失う原因のグラフ

歯周病かなと思ったら

まずは歯科医院での検診をおすすめします。 毎日のケアでは、すみずみまで丁寧にブラッシングすることを心がけましょう。ブラッシングで、細菌のかたまりである歯垢を除去することが重要です。 早期の段階では、適切な治療と自己管理を行えば、症状は緩和します。日々のケアには歯周病の改善効果があるものを使用することで、原因菌を殺菌し、炎症を抑え、歯周ポケットをひきしめることが大切です。歯周病は放っておくと、どんどん進行してしまいますので、歯周病かなと思ったら、意識して歯ぐきのケアをしていきましょう。

歯周病を予防するには

歯周病の予防には、毎日のブラッシングで歯垢を取り除くことが大切です。歯周病は歯と歯ぐきのすき間(歯肉溝)に歯垢がたまることから進行していくため、歯肉溝にしっかりと歯ブラシを行き届かせることを意識しましょう。歯と歯の間は歯ブラシだけでは歯垢を取りきれないため、歯ブラシに加えて、デンタルフロスや歯間ブラシを併用すると良いでしょう。 また、セルフケアに加えて定期的に歯科検診へ通うことも大切です。 日々の生活習慣では、歯ぐきの栄養となるたんぱく質やビタミンC、ビタミンEが豊富に入っている食べ物を意識してとり、アルコールやたばこは、ほどほどにしましょう。